伝わっているか? 小西利行
相手に言葉を伝える方法が書かれている。
筆者はコピーライターであるため、形として残る言葉の思考法である。
基本的なマインドから。
相手に伝えたい事があって、それがうまく伝わらないから、悩むのだ。
恋愛にしろ会社にしろ家庭にしろ。
「伝える事を考える」と、結果的に、自分のエゴがコミュニケーションを阻害する。
真っ先に捨てるべき、はどう伝えるかを考えること。
やるべきは、相手のして欲しい事を想像する。
相手の中に答えがあるのだ。
相手の立場を考えて、嬉しいとか、恐怖を感じるとか、感情を揺さぶるように、相手の感情に寄り添うのである。
コピーライティングのエッセンスは、1「おっ」微笑むを想像する。2相手の望みと自分が伝えたいの共感ポイントを探す。
の2点。
これを抑えると、ぐっと言葉にオーラをまとわす事が出来る。
具体的な例。
1章 言葉
喜怒哀楽 一生懸命を使うと受け入れられやすい
アゲサゲ ハードルを上げて、下げる事で受け入れられやすい
選ばれてます 本屋大賞、安心感、信頼、4.2点、失敗したくない
続きは後で
ゲーム化 競争を促す
2章 仕事
ヒトコマ目標 セリフ・絵でイメージ、神田正典の120%Happyと同じ考えだな
あるない 対比する事で特別な事をあぶり出す
プラス新しい 新しいという縛りを作る事で、発想を豊かにする
どう考えるか コンセプト
イメチェン ネガティブをポジティブに言い換える
3章 考え方
なりきり 言葉にする、セリフ、5個くらい、○○なら○○と思うかもしれない
スリーポイント 相手の気持ち、目的、解決策
なぜなぜ 課題の本質を見極めるのが一番大事
刺さった言葉
目的にたどり着く方法をひねり出す事が、考えると言う事
簡単にする事はビジネスになる
未来が過去を作る